お掃除ロボットを購入する際のチェックポイントを挙げてみました。
- 置き場所
- 操作性
- 掃除中の動き
- 掃除の仕上がり
- 段差
- 階段・玄関
- 騒音
- 家具・壁・床の状態
- 家族の反応
- ペットの反応
ロボット掃除機は、自動で室内を移動し掃除をする特殊な家電製品です。それゆえ条件によってはうまく掃除できない可能性があります。とくにフローリング以外の床(畳・じゅうたん・カーペットなど)や段差が多い環境での利用は注意が必要です。
購入前に家電のレンタルサービスでお試しするのもおすすめです。「お掃除ロボットをレンタルして自宅で試してみよう」という記事で、代表的なレンタル業者を紹介しているので参考にしてくださいね。
目次
置き場所
ロボット掃除機は常に充電する必要があります(ふだんは収納しておいて掃除の時だけ取り出すという使い方はできません)したがって部屋のどこかに置き場所を確保しなければなりません。中でも自動充電機能付きのロボット掃除機は、充電ステーション(ホームベース、充電器)の周辺にある程度の余裕が必要です。可能であれば実際に室内で試してみて、自動充電機能が正常に動作することを確かめておきましょう。
操作性
スタートの方法、タイマー設定、ゴミの捨て方、お手入れの仕方など、操作性のチェックをしておきましょう。とくにシルバー世代の方へプレゼントとして贈る場合は、事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
掃除中の動き
ロボット掃除機を動かすと「狭い場所にはまって脱出不能になる」「余計な場所に入ってしまう」など意外なトラブルが考えられます。巻き込みやすいコード類や障害物も、掃除に影響がないか調べておきましょう。
掃除の仕上がり
人工知能のレベル、サイドブラシ、床ブラシ、ゴミ検知センサーの有無によって、掃除の仕上がりが変わってきます。とくに床ブラシがある製品は、カーペットや畳などの奥に入り込んだホコリをかきだせるので、ゴミを集める能力が高いと思います。
段差
一般的にロボット掃除機が乗り越えられる高さは1~2センチ程度と言われています。しかし段差の形状によっては引っ掛かって動けなくなることもあります。またモーターに負担がかかるのでロボット掃除機の登坂能力(乗り越え能力)は期待し過ぎないほうが良いでしょう。
階段・玄関
多くのロボット掃除機には落下防止センサーが搭載されています。しかしセンサーの数が少ない製品は精度が低いため、稀に階段・玄関などの高い段差から落ちることがあるようです。故障などのトラブルを避けるために動作確認をおすすめします。
騒音
バキューム吸引の騒音は製品によって差があります。在宅中にも利用する場合は音が静かな製品を選んだほうが良いと思います。またキャスター(車輪)がゴロゴロと動く音が響く可能性があります。階下の部屋で音が気にならないかチェックしましょう。
家具・壁・床の状態
ロボット掃除機は必ず家具や壁に衝突します。たとえ「衝突防止センサー」を搭載している製品だとしても、条件によって検知できないことがあるので、傷や故障の原因にならないか確認しましょう。また苦手な素材の床もあるようです(タイル、コンクリート、黒や茶色の床など) ワックスを塗ったばかりの床は走行の跡が残ってしまうトラブルも考えられます。
家族の反応(子ども・お年寄りなど)
多くのお子さんはロボット掃除機を「新しいおもちゃ」のように楽しんでくれますが、中には怖がってしまうお子さんもいるかもしれません。またお年寄りの方も、ロボットが部屋の中を動き回ることに、抵抗感がある方がおられると思います。自分だけで決めずに、必ずご家族の同意を得た上で購入したほうが良いでしょう。
ペットの反応(イヌ・ネコなど)
イヌ、ネコ、ウサギ、鳥などのペットはロボット掃除機を怖がる場合があります。これが原因でロボット掃除機を諦める方もおられるそうです。大切なペットのために、どのような反応をするのか必ずチェックしておきましょう。