「ツカモトエイム ロボットクリーナー AIM-ROBO1(Tsukamoto Aim Robot Cleaner AIM-ROBO1)」はツカモトエイム株式会社が販売するロボット掃除機です。
コンパクトなボディと1万円を切る低価格が特徴。現在は商品名を「ロボットクリーナーネオ neo AIM-RC02」に変更して販売されています。
「ツカモトエイム ロボットクリーナー AIM-ROBO1」の実売価格は8,000円前後です。
目次
製品情報
ツカモトエイム ロボット掃除機 【シンプルなお掃除ロボット】 ホワイト AIM-ROBO1
「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」は、「ロボットクリーナー(Robot Cleaner)」シリーズの初代モデルです。コンパクトな本体にサイドブラシとバキューム吸引機能を搭載。自走して室内を清掃するロボット掃除機としては、最も低価格で入手できる製品です。製造元は、台湾H&Sグループの株式会社環境技研となっています。
その手軽さからイオンやニトリなどの大手量販店や、日本直販、ポシュレなどのテレビショッピングでも大量に販売され、知名度は比較的高いようです。また他のロボット掃除機と比べて価格が大幅に安いため、ギフト・プレゼント用にも重宝されています。
非常に低価格なので機能も最小限に抑えられていますが、ロボット掃除機の定番機能である「段差検知機能(階段から落ちないようにセンサーで判別する機能)」を搭載しているので、階段や玄関などでも安心して利用できます。
本体と専用バッテリーの他に、ACアダプター、ダストボックスフィルター2個、回転ブラシ2個が付属します。付属品の価格は、「専用バッテリー」が3.150円(税込)、「ダストボックスフィルター(3枚セット)」が1.050円(税込)、「回転ブラシ(3個セット)」が1.050円(税込)です。
後継機種「エコモ ロボットクリーナー ecomo robo AIM-RC01」の発売に伴い、「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」は商品名を「ロボットクリーナーネオ AIM-RC02」に変更しています。機能・性能は「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」と全く同一で変更はありません
レビュー・評価
長所
「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」の魅力は何といっても価格の安さです。家電量販店で1万円以下で購入できるため、高価なロボット掃除機より負担が低く抑えられると思います。ロボット掃除機を初めて使うユーザーにもおすすめできる商品です。
ルンバの3分の2程度の大きさなので、狭い部屋でも邪魔にならず置いておくことができます。当然、全高も低く抑えられていますので、ベッドやソファなどの下にも入り込みやすいのは大きなポイントです。操作方法もスイッチの「オン・オフ」だけのシンプル仕様なのでどなたでも使えます。
残念ながらロボット掃除機として最小限の機能しかありませんが、「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」は高価な機種の5分の1程度の価格で入手できるので、各部屋に1台ずつ設置するなどの対応で掃除性能の低さをカバーすることが可能です。
短所
「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」は価格が極端に安いため機能も最小限となっています。高価なロボット掃除機との違いは「アルゴリズム」「掃除システム」等、多岐に渡っており掃除性能の差となって現れています。
ルンバやスマーボに代表されるハイグレードなロボット掃除機と1~3万円程度の低価格ロボット掃除機との最大の違いは「掃除のアルゴリズム」です。
例えばルンバには40種類以上の行動パターンが存在し、室内の状況に合わせて常に選択しますが、「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」には掃除パターンがわずか3種類しか搭載されていません。しかも掃除パターンを単純に繰り返すだけなので、掃除のむらが多くゴミを残すことが多くなります。極端なことを言えば「キッチンはすごくきれいだが、リビングは全く掃除されていない」ということもあり得ます。
また「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」には、高価なお掃除ロボットの多くに搭載される「床ブラシ」がありません。このため、毛足の長いカーペット・ラグ・じゅうたん、畳の溝などに入り込んだ細かいゴミを吸引することしかできず、ルンバのようにブラシでゴミをかきとることができません。
「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」は、階段や玄関の段差から落下しないように、赤外線センサーを利用した「落下防止機能」を搭載しています。
しかしコストダウンのためセンサーが2個しか搭載されていません。このため進行方向に段差がある場合は、赤外線センサーで段差を検知して回避することが出来ますが、段差付近で進行方向を変えた場合、段差を検知できず脱輪して転落してしまう恐れがあります。
以上のことから「ロボットクリーナー AIM-ROBO1」の落下防止機能は過信せず、できれば段差がない場所で利用したほうが安全だと思います。
主要機能一覧
※メーカーにより機能の名称は異なります。
※機能の詳しい解説は「お掃除ロボットの主な機能について」をご覧下さい。
人工知能 | × | ゴミ検知機能 | × |
---|---|---|---|
サイドブラシ | ◯ | 拭き掃除機能 | × |
床ブラシ | × | 自動充電機能 | × |
バキューム機能 | ◯ | スケジュール機能 | × |
衝突防止機能 | × | バーチャルウォール機能 | × |
落下防止機能 | ◯ | ライトハウス機能 | × |
からまり防止機能 | × | リモコン操作機能 | × |
製品仕様
発売年月 | 2009年 |
---|---|
メーカー | ツカモトエイム |
型番 | AIM-ROBO1 |
本体寸法 | 幅28センチx奥行き28センチx高さ7.5センチ |
本体質量 | 約1.5キロ |
電源 | IN:AC100V 50/60Hz OUT:DC18V 300mA |
バッテリー種類 | ニッケル水素電池 |
バッテリー容量 | – |
バッテリー寿命 | – |
充電時間 | 約4時間 |
消費電力 | 約17W |
稼働時間 | 約50分 |
掃除面積 | – |
運転音 | – |
集塵容積 | 0.18リットル |
フィルター | – |
乗り越え能力 | – |