「WINDORO WCR-I001」(ウィンドロ WCR-I001)は、韓国のIlshim Global社が開発した窓拭きロボットです。ガラスを内側と外側から永久磁石で挟み込み、人工知能とセンサーで窓枠の広さ・ガラスの厚さを測定。洗剤を噴射しながら拭き掃除を行います。
「Windoro WCR-I001」の実売価格は60,000円前後です。
製品情報
「WINDORO WCR-I001」は、レンズクリーナーなどを手がける韓国のベンチャー企業「Ilshim Global Co., Ltd.(一心グローバル)」が開発した家庭用窓拭きロボットです。日本の輸入販売元は日本グリーンパックス株式会社(京都府長岡京市)となっています。
本体の他に「リモコン」「充電アダプター」「専用洗剤」「外面クリーニング装置用マイクロファイバーパッド」「内面ナビゲーション装置用マイクロファイバーパッド」「端掃除キット補助パッド」「安全紐」が付属します。
「WINDORO」の本体は、内面装置(走行機能)と外面装置(清掃機能)の2つに分かれていて、永久磁石が4個ずつ付いています。磁力センサーと磁力調整ダイヤルにより、厚さ5ミリ~15ミリのガラスに対応。窓ガラスを両側から挟み込む形でセットすると準備完了です。
スタートボタンを押すと「WINDORO」は窓枠の縦方向と横方向の長さを自動測定。窓ガラスの幅が2メートル以下の場合は「シングルモード」。2メートル以上の場合は2つのブロックに分けて掃除する「ダブルモード」で動作します。
「WINDORO」は上から下に向かってジグザグに動きながら、回転式のマイクロファイバーパッドで拭き掃除を行います。窓拭きには「WINDORO」専用洗剤を使用します(本体に最大40ml注入可能)。またマイクロファイバーパッドは水洗い可能です。掃除終了またはバッテリー残量が少なくなると、自動でスタートした位置に戻り、3回ブザー音を鳴らして停止します。
付属のリモコン(赤外線受信方式)は「スタート」「ストップ」「一時停止」「スタート位置に戻る」「手動モード」といった操作が可能です。また「走行スピード」「掃除間隔」「洗剤噴射量」もリモコンから変更できます。
万一の落下防止対策として、長さ約3.4メートルの「安全紐」が付属しています。これは外面装置のハンドルに結びつけて利用します。
製品仕様
発売年月 | 2012年7月 |
---|---|
メーカー | Ilshim Global Co., Ltd. |
型番 | WCR-I001 |
本体寸法 | 内面装置:幅21.8センチx奥行き21.1センチx高さ5.1センチ 外面装置:幅21センチx奥行き20.8センチx高さ4.7センチ |
本体質量 | 2.9キロ(内面装置:1.6キロ 外面装置:1.3キロ) |
電源 | 定格電圧AC100V/240V、電圧DC15V、1.6A |
バッテリー種類 | リチウムイオン電池(Li-ion) |
バッテリー容量 | リチウムイオン本体:11.1V、2200mAh 外部:7.4V、2000mAh |
バッテリー寿命 | – |
充電時間 | 約150分 |
消費電力 | 25W以下 |
稼働時間 | 約90分 |
掃除面積 | – |
運転音 | 60dB以下 |
移動速度 | 8cm/秒 |
対応するガラスの厚さ | 5~15ミリ |