
《窓フレーム検知機能を省略したエントリーモデル》
「ECOVACS WINBOT W710」は、エコバックスジャパンが販売する窓拭きロボットです。基本性能は上位機種の「WINBOT W730」と同等ですが、窓のフレーム(枠)を検知する「フレームレスウィンドウ検出システム」を省略して価格を抑えています。
「ECOVACS WINBOT W710」の実売価格は52,000円前後です。
目次
製品情報

WINBOT w710、ウィンドウのウィンドウクリーニングロボット、フレーム付きWindowsのみby Ecovacs
「ECOVACS WINBOT W710」は、中国のロボットメーカー「ECOVACS」が開発した窓拭きロボットです。日本総代理店の「エコバックスジャパン株式会社(本社:宮城県仙台市)」が国内での販売を担当しています。
2015年3月現在、エコバックスジャパンは2種類の窓掃除ロボットを販売しており、こちらの「WINBOT W710」は価格を抑えたエントリーモデルという位置付けです。
上位機種との違い
上位モデルとなる「ECOVACS WINBOT W730」との違いは「本体カラー」「フレームレスウィンドウ検出システム」です。
まず本体カラーですが上位機種が「パールホワイト」なのに対して本機は「シャンパンゴールド」を採用しています。また製品ロゴが「Winbot」から「WINBOT」に変更されるなど細かい相違点があります。
さらに上位機種が搭載する「フレームレスウィンドウ検出システム」が省略されています。これは文字通り、窓のフレームをセンサーで検出する機能であり、「WINBOT W710」は縁のない鏡やガラスドアには非対応となります。
他の機能・性能については基本的に「WINBOT W730」と同一です。
感想・評価
「ECOVACS WINBOT W710」はエコバックス社が販売するガラス掃除ロボットのエントリー機種です。
上位機種の「ECOVACS WINBOT W730」が生産終了となっているため、こちらの「WINBOT W710」が同社が販売する窓掃除ロボットの主力商品となります。
何度もこのブログで書いていることですが、窓拭きロボットは発展途上のジャンルであり正直なところ実用性が高いとはいえません。
「WINBOT」シリーズについても使用できる条件に制限が多く、気軽に窓ガラス掃除とはいかないでしょう(窓サイズの制限、すりガラス・遮光フィルム使用不可など)。
また当然のことながら「窓から窓への移動」はできないので、一枚目のガラス掃除が終わったらユーザーが自分で次のガラスに「WINBOT」を移動させる必要があります。
窓ガラス1枚の掃除が終わるたびにロボットを移動させて洗剤を吹き付けて…を繰り返すのと自分で拭き掃除をする事のどちらが早く簡単かは微妙なところです。
製品仕様
| 発売年月 | 2014年10月 | 
| メーカー | ECOVACS | 
| 型番 | W710(シャンパンゴールド) | 
| JANコード | 4589914860024 | 
| 本体寸法 | 幅23.2センチ*奥行き22.5センチ*高さ9.5センチ | 
| 本体質量 | 約2キロ | 
| 電源 | - | 
| バッテリー種類 | 11.1V リチウム電池 | 
| バッテリー容量 | 400mAh | 
| バッテリー寿命 | - | 
| 充電時間 | 2時間 | 
| 消費電力 | - | 
| 稼働時間 | - | 
| 掃除面積 | - | 
| 運転音 | 55dB | 
| 移動速度 | 15cm/秒 | 
| 対応するガラスの厚さ | 厚さ3mm以上 | 
