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《さらに賢くなったルンバ527の改良モデル》

「アイロボット ルンバ527J(iRobot Roomba 527J)」は国内正規品ルンバ500シリーズのエントリーモデルです。

自動充電機能、スケジュール機能を省略して低価格を実現しています。以前は「ルンバ527」の名称で販売されていた製品ですが、2012年2月に機能・価格・サービスのマイナーチェンジを行い「ルンバ527J」として販売が継続されています。

後継機種は「アイロボット ルンバ620」です(2012年10月発売)

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目次

製品情報


iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ スティールブルー 527J

「アイロボット ルンバ527J」は日本国内正規品ルンバ500シリーズのエントリーモデルです。

一部の付属品が省略され「自動充電機能」と「スケジュール機能」が搭載されていませんが、最も値段が安く手に入れやすいモデルです。スティールブルーのフェイスプレートは、さわやかな印象で女性に人気があります。

本体とバッテリーの他に、ACアダプター、交換用フィルター1個、お手入れツール、クッションラバー、バーチャルウォール1個、リモコンが付属します。

レビュー・評価

長所

「ルンバ527J」は現在販売されているルンバ500シリーズの中でも最も低価格なモデルです。しかし掃除の基本性能は上位機種の「ルンバ537J」と変わりません。

2007年に発売されたルンバ500シリーズは、飛躍的に性能が向上して実用的なロボット掃除機としての評判を確立しています。ルンバ700シリーズと比較すると設計が古いので見劣りする部分もありますが、基本的な掃除性能は現在でもトップクラスなので十分に満足できると思います。

またバッテリーやフィルターなどの消耗品もメーカー純正品の他に互換品が流通しており運用コストを低く抑えられるのが魅力です。

短所

「ルンバ527J」は機能をシンプルにして価格を抑えた機種なので「自動充電機能」と「スケジュール機能」が搭載されていません。

掃除をスタートさせる場合は自分でスタートボタンを押して、掃除が終わったあとACアダプターをルンバに接続して充電する必要があります。また外出中の指定した時間に、自動で掃除をさせることもできないので注意が必要です。

ただし自動充電機能については裏ワザがあります。

実は「ルンバ527J」にも掃除が終わるとホームベースに戻る機能自体は搭載されています。そのためホームベースを別に用意すると「ルンバ527J」でも自動充電機能を実現できます。しかしメーカーの公式発表では、自動充電機能が搭載されていないことになっているため、別売りの充電用ホームベースが正規代理店では販売されていません。

それゆえ、楽天・アマゾン等のネットショップやオークションで、並行輸入品のホームベースを手に入れる必要があります。当然メーカーサポートも受けられませんので、あくまで自己責任でお試しください。

ルンバ527との比較

「ルンバ527J」と「アイロボット ルンバ527」に外観上の違いはありません。

変更点は「高速応答プロセス『iAdapt(アイ・アダプト)』の搭載」・「無料メンテナンスサービスの廃止」・「価格変更」です。最も大きな変更点は「iAdapt」の搭載になります。

従来までのルンバ500シリーズに搭載されていた人工知能「AWARE(アウェア)」に加えて「AWARE」の判断を実際の動作として伝える高速応答プロセス「iAdapt」の追加によって「ルンバ527J」は「ルンバ527」よりも“賢く”なっています。

購入10ヶ月後に無料で点検を受けられた無料メンテナンスの廃止は残念ですが、その代わりとして価格が約1万円程度安くなっています。もしも「ルンバ527J」と「ルンバ527」の販売価格が同じ程度だった場合は、最新の「ルンバ527J」を購入することをおすすめします。

※参考資料として「iAdapt」が搭載されている機種と未搭載の機種を比較した動画を紹介します。狭い通路を脱出させるデモでの違いは歴然としています。

ルンバ537Jとの比較

「ルンバ527J」と「ルンバ537J」の違いは、「本体カラー」「自動充電機能の有無」「付属するバーチャルウォールの数」となっています。

「ルンバ537J」には、掃除終了後、自動的にステーションに戻って充電する「自動充電機能」が搭載されています。しかし「ルンバ527J」には自動充電機能がないので、掃除が終わったらユーザーが自分で電源コードをつないで充電する必要があります。

また「ルンバ537J」には仮想フェンス発生装置「バーチャルウォール」が2個付属しますが、「ルンバ527J」には1個しか付属しないので注意が必要です。

主要機能一覧

※メーカーにより機能の名称は異なります。
※機能の詳しい解説は「お掃除ロボットの主な機能について」をご覧下さい。

人工知能 ゴミ検知機能
サイドブラシ 拭き掃除機能 ×
床ブラシ 自動充電機能 ×
バキューム機能 スケジュール機能 ×
衝突防止機能 × バーチャルウォール機能
落下防止機能 ライトハウス機能 ×
からまり防止機能 リモコン操作機能

製品仕様

発売年月 2012年2月
メーカー アイロボット
型番 52744
本体寸法 幅34センチx奥行き34センチx高さ9.2センチ
本体質量 約3.7キロ
電源 入力:AC100V 50/60Hz
バッテリー種類 充電式ニッケル水素電池
バッテリー容量 14.4V、3,000mAh
バッテリー寿命 約1年半
充電時間 約3時間
消費電力 33W
稼働時間 最大60分
掃除面積 25畳
運転音
集塵容積 0.23リットル
フィルター
乗り越え能力 約2センチ

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