こちらでは「お掃除ロボットの拭き掃除機能」について解説しています。
拭き掃除機能とは、ロボット掃除機の底面に「拭き掃除シート」を取り付けて、「乾拭き(水拭き)」ができる機能のことです。
ロボットクリーナーは、一般的な掃除機と比べてゴミの吸引力が弱いので、モップシートによる拭き掃除と併用することで掃除性能が向上します。
拭き掃除機能はフローリング専用であり、絨毯・カーペットでは使用出来ません。またワックスが乾いていない床で使うと、傷や跡が残る可能性があるので注意が必要です。
拭き掃除シートの素材は「マイクロファイバークロス」が多いようです。マイクロファイバークロスとは超極細繊維で作られた布のことで、傷が付きにくく水洗いで繰り返し使えます。
ロボット掃除機の拭き掃除機能に関しては「意外と使える」というのが正直な感想です。
ルンバやココロボのようにランダムに動くロボット掃除機より、スマーボやホームボットのようにマッピング機能を搭載し、雑巾がけのように規則正しい動きをするロボット掃除機のほうが、汚れを残さずきれいに拭き取れると思います。
ほとんどは乾拭きのみですが、マミロボット社の「ポロ」は水拭きにも対応しているようです。またモニュエル社の「クレモン」はシートを装着すると自動で「モップモード」になり、カーペットに登って立ち往生しないよう工夫されています。
現在は韓国メーカーの製品が積極的に拭き掃除機能を搭載しており興味深い所です。
また一部になりますが、拭き掃除専用ロボットも登場しています。「ミント」に関しては国内未発売ですが、販売元であるアイロボット社が日本市場への導入を検討しているそうです。
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拭き掃除機能を搭載するロボット掃除機
- スマーボ(東芝)
- ホームボット(LGエレクトロニクス)
- クレモン(モニュエル)
- ポロ(マミロボット)
- ラクリート(シー・シー・ピー)
- クリーンスター(アテックス)