「LGエレクトロニクス ホームボット2.0 VR6140LVM(LG HOM-BOT2.0 VR6140LVM)」は、LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社が発売するロボット掃除機です(2013年4月下旬発売)。「ホームボット2.0 VR6170LVM」の後継機種に該当する製品であり、上下のカメラで室内を認識する「デュアルアイ」システムを搭載しています。
「ホームボット2.0 VR6140LVM」の実売価格は55,000円前後です。
製品情報
「ホームボット2.0 VR6140LVM」は、2013年3月中旬に発売されるホームボットシリーズのスタンダードモデルです。ベースは韓国で発売中の「LG ROBOKING VR6140LVM Dual Eye」。機能・性能は2012年に発売された「ホームボット2.0 VR6170LVM」とほぼ同一となっています。主な変更点は「本体カラー」「サイドブラシ」「稼働時間」です。
本体カラーは、韓国で人気の「レッド」からシックな「ブルー/シルバー」に変わりました。またサイドブラシの形状が「3本アーム」から「4本アーム」に改良されています。しかしサイドブラシ自体の配置が先代モデルと同じなので、コーナーの掃除が苦手という弱点が克服されているのか微妙なところです。またバッテリー関連のスペックに変更はありませんが、掃除時間が最大100分から最大75分に短くなっています。
「ホームボット2.0 VR6140LVM」のアルゴリズムは、「Dual Eye(デュアルアイ)」と呼ばれる、上下2つのカメラセンサーで天井・床を撮影し、自分の位置を記録しながら掃除を実行する「人工知能+マッピング型」です。掃除システムは、左右のサイドブラシでゴミを集めて、底面の床ブラシでかき取りながら吸引する方式を採用しています。この他に専用マイクロファイバークロスをセットしてフローリングの拭き掃除に対応。ダストボックス、フィルター、マイクロファイバークロスは水洗い可能です。
掃除モードは「ジグザグモード」「空間拡張モード」「ここだけモード」「リモコンお掃除モード」の4種類。ジグザグモードは短時間で掃除、空間拡張モードは念入りに掃除します。ここだけモードは本体周辺を集中して掃除、リモコンお掃除モードは手動操作で掃除可能です。
掃除完了または充電が少なくなると、自動でホームステーションに戻って充電を開始します。また掃除中に一時停止して本体を移動させた場合も、元の場所から掃除を再開する「お掃除エリア記憶機能」を搭載しています。タイマー予約による掃除も可能ですが、現在の時刻から1~12時間後に自動で掃除をスタートする単純な機能となっています。
「HOM-BOT 2.0 VR6140LVM」本体の他に、リモコン、ホームステーション(充電器)、側面回転ブラシx2、ダストボックスフィルター(予備用)、畳専用ブラシカバー、マイクロファイバークロスプレート、マイクロファイバークロスx2、フィルター掃除用ブラシ、リモコン用単4形乾電池x2が付属します。
主要機能一覧
※メーカーにより機能の名称は異なります。
※機能の詳しい解説は「お掃除ロボットの主な機能について」をご覧下さい。
人工知能 | ◯ | ゴミ検知機能 | × |
---|---|---|---|
サイドブラシ | ◯ | 拭き掃除機能 | ◯ |
床ブラシ | ◯ | 自動充電機能 | ◯ |
バキューム機能 | ◯ | スケジュール機能 | △ |
衝突防止機能 | ◯ | バーチャルウォール機能 | × |
落下防止機能 | ◯ | ライトハウス機能 | × |
からまり防止機能 | × | リモコン操作機能 | ◯ |
製品仕様
発売年月 | 2013年4月 |
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メーカー | LGエレクトロニクス |
型番 | VR6140LVM(ブルー/シルバー) |
本体寸法 | 幅36センチx奥行き36センチx高さ9センチ |
本体質量 | 3.2キロ |
電源 | 入力:AC 100V 50Hz/60Hz 出力:17.1 VDC/1.1A |
バッテリー種類 | 充電式リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 14.8V、1,900mAh |
バッテリー寿命 | 約2年 |
充電時間 | 約3時間 |
消費電力 | 23W |
稼働時間 | 最大75分 |
掃除面積 | – |
運転音 | 約48dB |
集塵容積 | 0.4リットル |
フィルター | HEPAフィルター |
乗り越え能力 | 約1センチ |