「ツカモトエイム ロボットクリーナーデラックス AIM-ROBO3(Tsukamoto Aim Robot Cleaner DX AIM-ROBO3)」は、ツカモトエイム株式会社が販売する「ロボットクリーナー(Robot Cleaner)」シリーズの最上位機種。
自動充電機能、スケジュール機能、拭き掃除機能、リモコン操作機能などを搭載するハイグレードバージョン。販売終了商品です。
「ロボットクリーナーデラックス AIM-ROBO3」の実売価格は50,000円前後です。
目次
製品情報
低価格なロボット掃除機として人気が高いツカモトエイムの「ロボットクリーナー(Robot Cleaner)」シリーズですが、これまでの2機種(ロボットクリーナー AIM-ROBO1・ロボットクリーナーミニ AIM-ROBO2)には、自動充電機能、スケジュール機能、拭き掃除機能、リモコン操作機能などのハイグレード製品に備わっている機能は搭載されていませんでした。
今回ご紹介する「ロボットクリーナーデラックス AIM-ROBO3」は、ユーザーの要望に答える形でこれらの機能が追加されています。また掃除パターンは「壁沿い走行・らせん走行・ランダム走行・バンパー走行」の4種類を搭載。回転ブラシが従来品の1個から2個に増えたWブラシ仕様となっています。
「AIM-ROBO3」本体と充電バッテリーの他に、ACアダプタ―、リモコン、単4形乾電池2個(リモコン用)、交換フィルター2個、回転ブラシ2個、ドライシート3個、充電ベースが付属します。
レビュー・評価
長所
「ロボットクリーナーデラックス AIM-ROBO3」は、約15,000円の低価格ながらロボット掃除機に求められる基本機能をほぼ網羅してます。これは現在市販されているロボット掃除機の中でも最もコストパフォーマンスが高い製品だと思います。
クリーニングシステムに関しても、従来機種では1個だったサイドブラシを2個に増やしたことで、壁際や隅ののゴミをかき集める能力が向上しています。また本体の大型化に伴い、ダストボックス容量が約215mlに増えています。
短所
多くの機能を追加した代償として「AIM-ROBO3」は、本体のサイズが直径約30センチ、重量約2.4キロ、高さは8.5センチと、かなり大型化しています。結果としてロボットクリーナーシリーズの特徴である「コンパクトなサイズ」が失われてしまいました。
また今回も「床ブラシ」を搭載していないのが残念です。回転ブラシだけでは表面のゴミをかき集めることしかできませんので、じゅうたん・カーペット・畳など、ゴミが奥に入り込みやすい床は苦手としています。掃除パターンに関しては従来機種の3種類から4種類に増えていますが、ハイグレードなロボット掃除機と比べると見劣りする部分が多いように思います。
「AIM-ROB03」のオート充電機能は、安価なロボットクリーナーに多い「壁伝い方式」です。これは掃除時間が一定時間(約60分)に達すると掃除を終了して、最寄りの壁に沿って左回りに回りながら充電ベースを探すという方法です。この方式は戻るまでに非常に時間がかかり、失敗する確率も高いのが欠点です。
主要機能一覧
※メーカーにより機能の名称は異なります。
※機能の詳しい解説は「お掃除ロボットの主な機能について」をご覧下さい。
人工知能 | × | ゴミ検知機能 | × |
---|---|---|---|
サイドブラシ | ◯ | 拭き掃除機能 | ◯ |
床ブラシ | × | 自動充電機能 | ◯ |
バキューム機能 | ◯ | スケジュール機能 | ◯ |
衝突防止機能 | × | バーチャルウォール機能 | × |
落下防止機能 | ◯ | ライトハウス機能 | × |
からまり防止機能 | × | リモコン操作機能 | ◯ |
製品仕様
発売年月 | 2011年 |
---|---|
メーカー | ツカモトエイム |
型番 | AIM-ROB03 |
本体寸法 | 幅30センチx奥行き30センチx高さ8.5センチ |
本体質量 | 約2.4キロ |
電源 | IN:AC100V 50/60Hz OUT:DC24V 500mA |
バッテリー種類 | ニッケル水素電池 |
バッテリー容量 | – |
バッテリー寿命 | – |
充電時間 | 約7時間 |
消費電力 | 約25W |
稼働時間 | 約60分 |
掃除面積 | – |
運転音 | – |
集塵容積 | 0.215リットル |
フィルター | – |
乗り越え能力 | – |