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《掃除エリアを制限できるココロボ版バーチャルウォール》

シャープは、ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」のオプション「センサーフェンス(RX-SF1)」を発売しました。赤外線の仮想フェンスでココロボの掃除エリアを制限できるツールで、対応機種は「RX-V200」「RX-V90」。希望小売価格は8,925円(税込)です。


シャープ センサーフェンス COCOROBO用 RX-SF1

今回、新発売となった「センサーフェンス」は、ルンバの付属品として有名な「バーチャルウォール」のココロボ版です。機能・用途はバーチャルウォールと同等であり、目に見えない「仮想フェンス」を発生させてココロボの掃除エリアを制限できるツールとなっています。

センサーフェンスを、掃除してほしくない場所、進入してほしくない場所に設置することで、ココロボの移動を制限できます。具体的には、キッチンや玄関、傷つきやすい家具の周辺、入って抜け出せなくなる場所、認識できない低い段差などです。

仮想フェンスの信号方式は赤外線を利用しており、有効距離は2メートルまたは4メートルで切り替え可能です。またココロボが衝突するのを防止するために、センサーフェンスを中心とする半径約50センチにも仮想壁を作ります。

電源のオン・オフは手動式で、バッテリーには単1型アルカリ乾電池を2個使用します。電池交換の目安は約3ヶ月とされており、交換時期は電源消耗表示でチェックできます。

残念なことにセンサーフェンスの対応機種は「RX-V90」のみであり、「RX-V100」「RX-V80」「RX-V60」には対応していません。また「RX-V90」と組み合わせて利用するときも「ファームウェア(ココロボを制御するソフトウェア)」の更新が必要になります。

公式サイトの対応ロボット家電の項目には「2013年8月現在」との表記があるので、今後対応機種が増える可能性はありそうです。

センサーフェンスの発売は、ココロボユーザーにとって朗報といえるニュースです。ココロボの走行を制限する場合、これまでは何か物を置いて進路を塞ぐ必要がありましたが、センサーフェンスを使えば手軽に掃除範囲をコントロールできます。

しかし、なぜココロボの発売当初から用意できなかったのでしょうか。対応機種は「RX-V90」のみでファームウェアを更新する必要があるなど、商品としての詰めの甘さも感じられます。また別売品にも関わらず、価格が8,925円と高めなのも気になる所です。

個人的にはココロエンジンよりも、こちらのほうを優先するべきだったと思いました。

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