《カメラセンサーで部屋をきれいにするお掃除ロボット》
韓国LGエレクトロニクスの日本法人LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、ロボット掃除機「ホームボット(HOM-BOT)」の新製品3機種を発表しました。
店頭予想価格はハイエンドモデル「ホームボット スクエア VR6260LVM」が89,800円、スタンダードモデル「ホームボット 2.0 VR6140LVM」が64,800円、エントリーモデル「ホームボット VR5942L」が49,800円。発売は「VR6260LVM」が2013年3月中旬。「VR6140LVM」と「VR5942L」は2013年4月下旬予定です。
→ ホームボット スクエア VR6260LVM(LGエレクトロニクス)の比較と評価
→ ホームボット2.0 VR6140LVM(LGエレクトロニクス)の比較と評価
→ ホームボット VR5942L(LGエレクトロニクス)の比較と評価
新型ホームボット(HOM-BOT)の主な特長は以下となっています。
ホームボット スクエア VR6260LVM
- 四角い「スクエア型」のデザイン
- 若干の軽量・小型化
- 「チタンシルバー」の本体カラー
- 回転ブラシの位置と長さを改良
- 部屋の形状、家具の位置を記憶する「学習機能」
- 透明なガラスも検知する「超音波センサー」
- ISOコントロールによる感度調整機能(上部カメラセンサーのみ)
- ダストボックス容量が0.6Lに増加
ホームボット 2.0 VR6140LVM
- 「ホームボット 2.0 VR6170LVM」の後継機種
- 「ブルー/シルバー」の本体カラー
- サイズ・重量は変更なし
- 稼働時間が最大100分→75分に変更
- サイドブラシを4本アームタイプに改良
ホームボット VR5942L
- 「ホワイト」の本体カラー
- カメラセンサーを「シングルアイ」に変更(上部カメラは省略)
- 稼働時間が最大100分→90分に変更
- サイドブラシを4本アームタイプに改良
- 他のモデルと比べて付属品が少ない
※参考リンク
→ 【製品リリース】 国内初の“四角い”お掃除ロボット「HOM-BOT スクエア」を発売
→ LG、部屋の隅々まで掃除できる四角い形のお掃除ロボット – 家電Watch
今回発表された3機種は、2012年に韓国で発売された製品を日本向けにカスタマイズしています。「ホームボット スクエア VR6260LVM」は「LG Roboking Square VR6260LVM」、「ホームボット 2.0 VR6140LVM」は「LG Roboking VR6140LVM」、「ホームボット VR5942L」は「LG Roboking VR5942L」をベースとしており、それぞれ全く別設計なのが特徴的です。
LGエレクトロニクスのコーポレートカラーである「赤」の本体色が日本では評判が悪かったため、今回の新製品はシルバー・ブルー・ホワイトといったインテリアに溶け込む無難なカラーリングに変更されています。また小型カメラセンサーによるマッピングシステム、図書館並みの静粛性、HEPAフィルターの採用など、ホームボットシリーズの特徴が継承されています。
製品発表会でメディアから「イスの下に入り込んだ場合、四角いデザインだと脱出できないのでは?」という質問があったそうですが、私も「ホームボット スクエア VR6260LVM」のデザインを見て同じ感想を持ちました。LGエレクトロニクスは「HOM-BOTは衝突しにくい設計であり、基本的に椅子の下に入って掃除しないので問題ない」と回答したそうですが、それでは隅々まで掃除できないことになり、的外れな返答に感じます。
ちなみに「HOM-BOT スクエア」の発売に合わせて、実際に製品を手に取って動かせる「体験キャンペーン」が実施されるそうです。どのような形式で行われるのかは未定ですが、実際に触ってみたい人にとって朗報と言えるでしょう。