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《床拭きロボット「ブラーバ」の日本仕様正規品》

米iRobotの日本総代理店セールス・オンデマンドは、拭き掃除ロボット「ブラーバ380j(Braava 380j)」を発表しました。

付属の「クロス」を取り付けて「乾拭き・水拭き」の両方に対応。独自の「NorthStar(ノーススター)ナビゲーションシステム」により、室内をマッピングしながら拭き掃除します。本体カラーは日本仕様オリジナルの「ホワイト」です。

アイロボット公式ストアでの価格は税別33,000円。発売日は2014年7月4日(金)です。

→ ブラーバ380j(アイロボット)の比較と評価

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アイロボット ブラーバ380jの概要

今回セールス・オンデマンド社より発表された「アイロボット ブラーバ380j」は、米iRobotが海外で販売している拭き掃除ロボット「iRobot Braava 380t」の日本市場向けモデルです。

拭き掃除ロボット「Braava(ブラーヴァ)」シリーズは、元々「Evolution Robotics(エヴォリューション・ロボティクス)」という会社が開発した製品で、当初は「Mint Automatic Floor Cleaner(ミント オートマティックフロアクリーナー)」という名前で販売されていました。2012年にiRobotがEvolution Roboticsを7400万ドルで買収したことにより、「Mint」から「Braava」と商品名を変更して販売が続けられています。

→ ルンバのiRobot、拭き掃除ロボットMintのメーカーを7400万ドルで買収(Techcrunch)

「Braava」の最も大きな特長は、先進的なアルゴリズム「NorthStar(ノーススター)ナビゲーションシステム」の搭載です。

これは「NorthStar キューブ」と呼ばれる箱型の装置を部屋の中心に置くと、「ブラーバ」が赤外線で通信しながら現在位置を把握します。

さらに部屋の形状、家具の位置を「マッピング(地図化)」して把握するので短時間で効率よく拭き掃除を実行します。

拭き掃除は「ドライモード(乾拭き)」「ウェットモード(水拭き)」に対応しています。

どちらも付属の「クリーニングパッド」をセットして行います。ドライモードは市販の「使い捨てお掃除シート」も使用可能です。ウェットモードは「ウェットクリーニングパッド」「タンク」に水を入れて、掃除中に水分を補給しながら行います。

バッテリーは「充電式ニッケル水素電池」です。充電時間は「約4時間」。急速充電スタンドを使用すると「約2時間」になります。掃除時間はドライモードが最大「約4時間」、ウェットモードが「約2.5時間」です。また「クイックモード」は通常モードより30%早く掃除できます。

本体カラーは日本仕様国内正規品オリジナルの「ホワイト」を採用しています。ちなみにロボット掃除機の定番機能である「自動充電機能」「スケジュール機能」は搭載していません。

→ iRobot 床拭きロボット ブラーバ 公式サイト
→ ルンバに続く第2の掃除ロボット床拭き専用「ブラーバ」 – 家電Watch

アイロボット ブラーバ380jについての感想

今回発表された床掃除ロボット「ブラーバ」は、アイロボット社がエボリューション・ロボティクス社を買収した当時から日本上陸の噂がありました。しばらく音沙汰がなかったので日本市場への投入は見送られたと思われましたが、約2年越しの日本正規品発売となりました。

「ブラーバ」のような拭き掃除ロボットは、ルンバのように「吸引」「排気」を行わず「回転ブラシ」もないので、音が非常に静かでホコリも巻き上げません。

ただし段差を乗り越える能力が「皆無に近い」ため、なるべく平坦な「フローリング・タイル・クッションフロア」以外では使用できません。

プレスリリースにもあるように「高さ約3ミリ以上」の段差を検知しますが、軽くめくれやすいラグやカーペットは注意が必要です(下に潜り込んでしまうため)

ところで正規代理店のセールス・オンデマンド社は、米ロモティブ社のエデュケーショナルロボット「Romo(ロモ)」を2014年6月から発売するなど攻めのマーケティングが目立ちます。

「床拭きロボット」も「エデュケーショナルロボット」もルンバほどの市民権を得るとは思えませんが、優れた海外製品を紹介する同社の積極的な姿勢に賞賛を送りたいと思います。

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