「シャープ ココロボ RX-V70A」はシャープが販売するロボット掃除機です。ゴミを風で吹き飛ばす「エアーすみブラシ」を搭載。「予約運転機能」を簡易にして「ゴミセンサー」「夜間充電」「ボイスコミュニケーション」等を省略したスタンダードモデルです。
「シャープ ココロボ RX-V70A」の実売価格は70,000円前後です。
目次
製品情報
SHARP プラズマクラスター搭載 ロボット家電 COCOROBO スタンダードモデル ホワイト系 RX-V70A-W
「シャープ ココロボ RX-V70A」は「シャープ株式会社(本社:大阪市阿倍野区)」が販売するロボットクリーナーです。会話や音声操作ができる2015年型「COCOROBO(ココロボ)」シリーズのスタンダードモデルです。
付属品は「リモコン」「充電台」「クリーニングブラシ」「交換用サイドブラシ1セット(2個)」の4点です。
上位機種との違い
ハイグレードモデル「シャープ ココロボ RX-V95A」との主な違いは「本体カラー」「ゴミセンサー」「予約運転」「夜間充電」「ボイスコミュニケーション」「音声差し替え」「音楽再生」となります。
基本的な掃除機能・性能については2機種とも共通であり違いはありません。
ゴミセンサー
最大の違いは「ゴミセンサー」の有無です。ゴミセンサーとは「吸込口」の内部にあるセンサーが通過するゴミの量を検知して汚れの度合いを判断する機能です。
上位機種の「ココロボ RX-V95A」にはゴミが多い場所を発見すると吸引力をアップして「8の字走行」で集中的に掃除する機能がありますが、本機では省略されています。
予約運転
予約運転機能に関しては、上位機種が「曜日・時刻」を細かく指定できるのに対して、本機の予約機能は「今の時刻・1時間後・4時間後」のみの簡易タイプとなっています。
たとえば午前10時に予約運転させたい場合は「午前10時」「午前9時」「午前6時」のいずれかで予約設定しなければいけません。一応、1回だけ動かす「1回予約」と毎日同じ時間に動かす「毎日予約」を選べますが、少々不便に感じられると思われます。
夜間充電
充電する時間帯を指定できる「夜間充電モード」が本機にはありません。しかし「夜間電力料金プラン」を契約していないと、夜間充電で電気料金を下げることはできません。したがって夜得プランを利用していない人には必要ない機能と言って良いでしょう。
ボイスコミュニケーション
「音声認識機能」が省略されているので本機では「ボイスコミュニケーション」を利用できません。また「音声差し替え」「音楽再生」も非対応です。ココロボと会話を楽しみたい人は上位機種の「ココロボ RX-V95A」を選んだほうが良いでしょう。
感想・評価
前述したように基本的な機能・性能は上位機種と変わらないので「コミュニケーション機能」が不要であれば検討の余地がありそうです。
ただし「ゴミセンサー」が省略されているので、汚れに偏りがある場所では掃除結果に多少の差が出るかもしれません。
また外出中にロボット掃除機を使いたい人は「予約運転機能」を細かく設定できる「ココロボ RX-V95A」のほうが使いやすいと思われます。
主要機能一覧
※メーカーにより機能の名称は異なります。
※機能の詳しい解説は「お掃除ロボットの主な機能について」をご覧下さい。
人工知能 | ◯ | ゴミ検知機能 | × |
サイドブラシ | ◯ | 拭き掃除機能 | × |
床ブラシ | ◯ | 自動充電機能 | ◯ |
バキューム機能 | ◯ | スケジュール機能 | ◯ |
衝突防止機能 | ◯ | バーチャルウォール機能 | × |
落下防止機能 | ◯ | ライトハウス機能 | × |
からまり防止機能 | × | リモコン操作機能 | ◯ |
製品仕様
発売年月 | 2015年4月 |
メーカー | シャープ |
型番 | RX-V70A-W (ホワイト系) |
JANコード | 4974019834405 |
本体寸法 | 縦31センチ*横31センチ*高さ9センチ |
本体質量 | 2.3キロ |
電源 | AC100V 50Hz/60Hz |
バッテリー種類 | リチウムイオンバッテリー(Li-ion) |
バッテリー容量 | 18.0V / 2.4Ah |
バッテリー寿命 | 約3年間(1日1回運転で約1,100回) |
充電時間 | 約3時間 |
消費電力 | 33W |
稼働時間 | 最長約120分 |
掃除面積 | 約40畳 |
運転音 | - |
乗り越え能力 | 約2cm以下 |