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《静かなロボット掃除機は運転音60dB以下が目安》

お掃除ロボットの静かさ・騒音について気になっている人も多いと思います。そこで今回は市販されているロボット掃除機の「運転音」を調べてみました(メーカー公表値のみ)

ロボット掃除機は、一般的な掃除機(キャニスター型・スティック型)と比べて、掃除中の「音」は小さめです。その理由は、掃除方式が「真空吸引」ではなく、ブラシでゴミをかきとる「かきこみ式」を採用しているからだと思われます。

「かきこみ式」には掃除機特有の「キュイーン」という吸引音がなく、掃除中の音も「ウィーン」という低めのモーター音なので、比較的静かに感じられるでしょう。

ちなみに「東京都環境局」によると生活騒音の目安は以下となっています。

具体例 デシベル
犬の鳴き声 約90~100dB
ピアノ 約80~90dB
ステレオ 約70~86dB
掃除機 約60~76dB
人の話し声(日常) 約50~61dB
エアコン 約41~59dB

静かなロボット掃除機を探している人は、メーカー公表の運転音が「60dB以下」の商品を選ぶと良いでしょう。またロボット掃除機が「壁や家具にぶつかる音」も意外に大きいので、衝突を回避する「障害物センサー」を搭載している製品のほうが騒音が少ないと思います。

静かさを重視するのであれば「拭き掃除ロボット」も検討してみてください。まだ種類は多くありませんが、ルンバ型ロボット掃除機よりも圧倒的に静かです。ただしフローリング専用なので使える環境は限定されます。

ところでルンバココロボなど一部のロボット掃除機は「運転音」を発表していません。

お掃除ロボットに限らず、家電メーカーは自社商品のウィークポイントを公表したがらないものですが、ルンバに関しては掃除中にテレビを見たり会話をするのは難しいと思います。おそらくルンバの運転音は「60~70dB」程度でしょう。一方、シャープのココロボは騒音が抑えられているので、ルンバより約5dB程度、音が小さいと思われます。

韓国メーカーのロボット掃除機は「低騒音」をアピールする製品が多いようです。これは住宅が密集しているアジアメーカーならではの配慮なのかもしれません。反対に欧米メーカーのロボット掃除機は、静音化よりも吸引力を優先しているように思います。

メーカー 製品名 運転音
LGエレクトロニクス ホームボット スクエア VR6260LVM 48dB
LGエレクトロニクス ホームボット2.0 VR6140LVM 48dB
LGエレクトロニクス ホームボット VR5942L 48dB
LGエレクトロニクス ホームボット2.0 VR6170LVM 48dB
吉井電気 アビテラックス AJC32J 50dB
東芝 スマーボ VC-RB100 52dB
マミロボット マミロボットボイス 55dB
アテックス クリーンスターDX 55dB
東芝 スマーボV VC-RB8000 56dB
東芝 スマーボV VC-RB7000 56dB
東芝 スマーボ VC-RB6000 56dB
AGAiT E-CLEAN EC01E 57dB
AGAiT E-CLEAN EC MINI 59dB
シー・シー・ピー ラクリート CZ-907 60dB
モニュエル クレモン MR7780J 60dB
モニュエル クレモン MR6680J 65dB
シー・シー・ピー ラクリート CZ-905 65dB
シー・シー・ピー ラクリート CZ-860 65dB
シー・シー・ピー SO-ZI PREMIUM CZ-903 65dB
ニトリ ロボットクリーナー ファシルM-H298 65dB
ニトリ ロボットクリーナー AIM-RC07(N) 65dB
ツカモトエイム ecomo robo AIM-RC01 65dB
神田無線電機 apro ロボットクリーナー KKO-C201 65dB
トータル・アイ スイープロボット TI-AVC706 68dB

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