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《AQUAブランド初の自動ロボットクリーナー》

ハイアールアクアセールスは、ロボット掃除機「ロボットクリーナー AQC-RB100C」の発売を発表しました。運転音「50デシベル」の静音設計が特長。「HEPAフィルター」を採用しており微細なホコリもキャッチします。「自動充電機能」「タイマー機能」を搭載。またダストカップにティッシュペーパーをセットしてお手入れを簡単にする機能も備えています。

「ロボットクリーナー AQC-RB100C」の店頭予想価格は60,000円前後。発売時期は2014年7月下旬です。

→ ロボットクリーナー AQC-RB100C(AQUA)の比較と評価

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AQUA ロボットクリーナー AQC-RB100Cの概要

「AQUA(アクア)」は、旧「三洋電機」が展開していた白物家電ブランドです。パナソニックの子会社化に伴う事業譲渡により、2012年1月から「ハイアールアクアセールス株式会社(本社:大阪府大阪市)」が引き継いでいます。

ハイアールアクアセールスの親会社「Haier(海爾集団)」は白物家電で世界最大手の中国メーカーです。記者会見によると、今回発表された「ロボットクリーナー AQC-RB100C」は日本で開発された製品であり、今後アジアブランドとして展開する予定なのだそうです。

今回発表された「ロボットクリーナー AQC-RB100C」の特長は「スタイリッシュで清潔感のあるデザイン」「低騒音化設計」です。

50dBの運転音は「日常会話」より小さく「静かな事務所」「クーラー」の音に匹敵します。これにより夜間や在宅中でも気兼ねすることなく使用できるメリットがあります。

ダストカップには「ティッシュでブロック」機能を採用しています。これは市販のティッシュペーパーをメインフィルターの上にセットすることで、ホコリの付着を軽減してゴミ捨て時の舞い上がりを抑える効果があります。また排気についても空気清浄機などで使用される「HEPAフィルター」を採用。水洗い可能なのでいつも清潔に保てます。

掃除システムは、左右のサイドブラシでゴミを集めて吸引するオーソドックスなタイプです。アルゴリズムに関しては10個のセンサーで障害物を検知。掃除モードは「自動」「スポット」「手動(リモコン操作)」の3種類から選べます。またロボット掃除機の定番機能である「自動充電機能」「予約掃除(タイマー設定)」を搭載します。

バッテリーは「リチウムイオン充電池(14.4V 1,800mA)」を採用しています。充電時間は約6時間。運転時間は最長約90分です。

→ AQUA(アクア)|ハイアールアクアセールス株式会社
→ HEPAフィルター搭載の清潔指向ロボットクリーナー – 家電Watch

AQUA ロボットクリーナー AQC-RB100Cの感想

従来の「AQUA」ブランドは冷蔵庫、洗濯機を中心に展開していましたが、今回「ロボットクリーナー」「扇風機」「オーブントースター」の新製品を発表しており、日本市場での事業拡大を狙っています。

「ロボットクリーナー AQC-RB100C」は、ハイアールアクアセールスで企画、台湾・中国の協力工場で生産した日本向けの独自製品なのだそうです。しかし掃除機市場への参入第1弾にも関わらず、取り立てて目立った機能はないように思います。

「低騒音化設計」と「HEPAフィルター」に関しては、LGエレクトロニクスの「ホームボットスクエア」が既に実現しており、「ロボットクリーナー AQC-RB100C」の優位性は感じられません。

まだ製品仕様がはっきりしないので評価しにくいのですが、ルンバやココロボに対抗するためには相当な努力が必要だと言えるでしょう。「AQUA」ブランドならではのセールスポイントがないと、ライバル製品の中で埋もれてしまう可能性が高いと思います。

ちなみに「ティッシュでブロック」機能は、三洋電機製の掃除機に搭載されていた機能です。もしかすると「ロボットクリーナー AQC-RB100C」の開発には旧三洋電機の掃除機担当者が関わっているのかもしれませんね。

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